PT.SNIの親会社であるシンワ株式会社は、歴史的に製紙業が盛んな愛媛県四国中央市に誕生し、約70年の歴史を持つ企業です。不織布づくり一筋に技術を磨き、現在では企画から製造、加工、販売までを自社内で一貫して手掛ける、日本を代表する不織布メーカーとして成長を遂げています。
その高い不織布製造ノウハウを注ぎ込みインドネシア・スラバヤ市近郊に製造機能を持つ現地法人として新設したのが、PT.SHINWA NONWOVENS INDONESIA(PT.SNI)です。最高品質の不織布を製造し、インドネシア国内およびアジア・ASEAN諸国のウェットティシューなどのマーケットに供給していきます。
PT.SNIから程近いスラバヤ市は、東ジャワ州の州都であり、人口約300万人を擁するインドネシア第2の都市です。歴史的にはオランダの植民地時代から貿易の中心として栄えた都市であり、スラバヤ市にあるタンジュンペラック港は今もインドネシア最大級の港湾となっています。
PT.SNIが立地するのは、スラバヤ市中心部から南東へ約50kmにある、日系企業が数多く拠点を構えるPIER工業団地内です。近年、高速道路ICも完成、物流機能も向上しています。